伝統工芸士とは

伝統工芸士とは、日本国経済産業大臣指定の「伝統的工芸品」の製造に用いられる、高度な技術・技法・知識を備えた職人を認定する制度に基づく称号です。 伝統工芸における最高峰の技術者として位置づけられ、まさに伝統技術のスペシャリストであり、文化の継承者でもあります。

池田 和美

1983年、池田鍛錬所として独立。以来、堺打刃物の技術継承者として、包丁製造に従事しています。水本焼や墨流しなどプロ用を中心に、和包丁の製造をしています。1988年、国より伝統工芸士の認定を受け、現在は堺打刃物伝統工芸士会会長を務めております。

伊野 信平

明治時代から約140年、堺打刃物の伝統を引き継ぐ伊野忠刃物製作所に1968年より就業。その受け継いだ技術で作られる包丁は長く「きれやむ」ことがなく、料理人がつかう包丁として使用されています。総鏡面技法、本焼研ぎ、超銀研ぎを得意とし、1989年、科学技術庁長官賞。1999年、国より伝統工芸士の認定を受ける。

特に包丁の刀身に携わる伝統工芸士は、鍛造・焼入れ・研ぎといった一連の工程において、一振りごとに鋼の性質を読み取り、最高の切れ味と強靭さ、そして美を引き出します。 刃文の揺らぎや地鉄の輝きは、単なる機能を超えて、長い歴史に裏打ちされた美意識と精神性を映し出すものです。

MIKURIYAでは、特に高グレードのモデルにおいて伝統工芸士が製作に関わり、魂を込めた刀身を世に送り出しています。

その希少な一振りは、単なる調理道具ではなく、未来へ受け継ぐべき文化的遺産としての価値を宿しています。